1949-05-10 第5回国会 参議院 厚生委員会 第21号
この問題につきましては、將來とも大いにやらなければならん問題が尚沢山残つておりますが、それは又時間がありますれば、詳しいことはお話申上げられると思いますが、同時に今日におきまして、我々が兒童福祉問題について我々といたしまして最も意を強うする現象といたしましては乳幼兒の健康の問題、最近におきまして非常に進歩をいたしました。
この問題につきましては、將來とも大いにやらなければならん問題が尚沢山残つておりますが、それは又時間がありますれば、詳しいことはお話申上げられると思いますが、同時に今日におきまして、我々が兒童福祉問題について我々といたしまして最も意を強うする現象といたしましては乳幼兒の健康の問題、最近におきまして非常に進歩をいたしました。
聞くところによると、兒童福祉問題でも、兒童局長の方の側では二十四年度におきましては、六十億程予算を取るという考えであるというようなことでありますが、結構なことと思います。これがそつくり通過したら、これは結構なことと思つておりますが、これはなかなか分らん。どうか一つ、林大臣は始めてでありまするけれども、私は、実はこう思つている。
それでは法務廳からも見えておりますので、前囘に問題になつておりました請願第七百三十號、請願文書表第七百三十六號、この兩請願に關しまして、兒童福祉問題に關しまする審議に入りたいと存じます。この際法務廳關係に對しまする質問のある方の御發言をお願いいたします。
これには中央並びに地方に兒童福祉委員会という機関を設けて兒童福祉問題全般の強力な推進力たらしむこととし、又有給或は名誉職の多数の兒童委員を選任して、その活動によって個々の兒童福祉問題を具体的に解決し、又兒童相談所を設けて兒童の育成につき科学的な措置や或いは相談指導を行わんとするものであります。第三は、妊産婦及び乳幼兒に関し、保護指導、妊娠の届出、母子手帳等の制度を整備強化してある点であります。
これは實に私どもが期待してやまなかつたものでありますが、こういうものが削られておることが事實であるとすると、私はこの兒童福祉問題に關する理解、認識、熱意というものが、まだ各方面にはなはだ徹底しておらない結果であると考えるのであります。從つてこれらの問題については、今後大いに研究しなければならぬと思いますが、ここで私はひとつ意見を申述べ、またお考えを承つておきたいと思うのであります。
これは先般山下議員からも私設社会事業と官公営社会事業との問題についての御質問もあつたと思いますが、その点は触れずに、違つた観点から伺いたいと思いますが、実は今後の兒童福祉問題について、むしろ我々が視察し又かねがね考えております点は、官公営以上の優位を持つ私設の熱と意氣とに俟つておる点が多いのでありますが、若しや本法が施行されました場合におきましては、むしろ私設が姿を隠す虞れがないか、つまり官公営が多